小鳥の餌に付いて



餌の現状は

小鳥に優しく良い餌とは?

餌の管理は?

水の管理は?

ぺレットと穀物の配合餌の長所、と短所

疑問に思う!

まとめ
最後にすべてのペットを飼われて居られる人に

餌の現状は
小鳥の餌にもフード化の波が押し寄せている様に感じます。ペレットは栄養的にはバランスが
良く取れていてまたゴミも出ないため清潔感があります。
それにくらべ、自然食である穀物は管理的に面倒な一面も有り、また良い配合餌も
少ないためペレット 以外では小鳥を飼う事が出来ないように思われて来ているのでは
ないでしょうか?
人の食べ物の中にも栄養的にも優れている固形食品も色々有ります。
しかし人は固形食品だけを食べて生活している人は居ないでしょう。
人間には色々の食べ物を楽しく食べる、また自由に選べるからでは無いでしょうか?
小鳥には穀物の殻をむいで食べる習性があります。(例外の鳥もいます)また小鳥たちも
自分の体に必要な食べ物を食べ分けています。(日により食べる物が微妙に変わっている)
しかし籠の中にいる小鳥は与えた餌内でしか食べるものが無い為
自由に餌を選ぶ事が出来ません。
昔市販されていた餌の配合は、カナリヤシード等の輸入品の価格が高く一般的に使用されて
いなかった時代に、小鳥の餌として国内で作られていた穀物(人間の食料としていた)だけで
配合を行っていました。
その当時の配合餌に使用されていた穀物の配合比率を現在も用いている物も多く
見受けられます。
しかし現在はすべての穀物は輸入品(小鳥の餌用)で品質も悪くなり検疫のため薬品も
混入されています。
このような状況でも穀物の配合比率は変わりなく使用されいたり、もしくは比率など
無視している様なのまであります。
特に価格の安い穀物を求め、商品の価格を安く、利益が出る様に配合されている
商品が多数販売されています。
これらの餌は小鳥の事を考えずに作られている、商品としか思われません。
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小鳥に優しく良い餌とは?
どんな餌が良いかの目安

○ カナリヤシードが多く入り他の穀物の種類も多く配合された皮付きの餌を目安にする。
○1kg入りの餌で200〜300円ぐらいの餌には特に穀物の内容(配合の割合、粒の良し
悪し)を確認する。
○ 穀物以外何も入って無い(添加物等)。
○ 小鳥に与えたとき良い餌は穀物のムキ殻が多く出来る
 
殻付きの穀物で色々の種類が配合されている配合餌を主食にしてペレットは副食に使用する
のが一番良いのではないでしょうか。
ペレットを食べないまたは食べ物と認知して無い。このような小鳥たちに食べさせるためには
配合餌を水に12時間浸し(夕方水に浸し翌朝与える)水切り後ペレット餌の粉末、
フレークをまぶして
(餌全体がパサパサに成るように)与えれば良い。
この浸し餌を食べないときは通常与えている配合餌は一時的に取り除くと良い
必ず食べるように成り浸し餌を待つように成ります。
与える量は2〜3時間で無くなる程度。(水分が多いいためカビやすい
素焼きの容器が使用できればカビの発生を抑える事が出来ます。
配合餌がいくら良くても消化、吸収がどれだけ出来るかです。この消化、吸収を助けるのが
塩土、焼き砂等の小さな石ころです。詳しくは鉱物飼料を参照してください。

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餌の管理は?
A 出来れば1日で食べる量より少し多めに毎日与える
B 多く与える時は毎日ムキ殻を取り除いてやる。
C 2〜3日に1度は餌入れの下に溜まる粉末を取り除く。

小鳥は餌に触ってやるとすぐに食べに来るので1日に2〜3回でもムキ殻は取り除いてやるのが
理想です。そんな事は出来ない人はAの様に毎日餌をたして、出来るときにB、Cを行って
やります。1度に餌入れ1杯になる様に与え何日もムキ殻を取り除かない、この状態が
餌の管理が出来ていないと言う事です。
ムキ殻が多くなれば実の有る餌を探しながら食べるため餌の食べる量も減りCのゴミをも
食べる事になり体調をベストの状態に維持出来なくなります。
食欲も少なくなるため、病気に掛かり易くひ弱になります。出来るだけ多くの餌を食べれる
状態にする事が良い餌の管理が出来ていると言える最低限の事です。
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水の管理は?

よい水とは不純物等の汚れが無く、適度の身体に良い鉱物を溶出させた水
水道の水はカルキ等の殺菌剤が使われていますので直接小鳥に与えるのは良くありません。
一日汲み置きした水を使用しましょう。
水道水の汲み置きした水に電解カルシュウムを添加すると良いです。
また、二日に一回総合ビタミンなどを添加して与えると良い。
もし身近に、名水と言われている水が有り、手にいれることが出来れば理想です。

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 ぺレットと穀物の配合餌の長所、と短所
ぺレット
☆ 栄養的にはバランスも取れ優れている。
☆ 大型インコ類、特殊の餌を食べる鳥には向いている。
☆ 殻が出来ないまたゴミも出ない。
☆ 餌の量も一目で判る。
★ 餌が高価である。
★ 餌を砕いて食べるので下に落とす餌も多いい。
★ 形状が小鳥の好む状態で無い。
★ 中にどの様な物が入れられているか判らない。

殻付き配合餌
☆ 小鳥が好んで食べる。
☆ カビが付きにくい。
☆ 価格が安く簡単に手に入れる事が出来る。
☆ 自然食である。
★ 殻やゴミが出る。
★ 餌の残量が判りにくい。

ムキ餌配合餌
☆ 殻が出来ないまたゴミも出ない。
☆ 餌の量も一目で判る。
★ 穀物の配合が悪い。
★ カビが発生しやすい。
★ 殻付き餌より栄養価が落ちる。
★ 鮮度が著しく低下する。
★ カロリーが高くなる。
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疑問に思う!
○カナリヤシードを多く与えると脂肪が付く。
カナリヤシードを多く与えると脂肪が付くと言われていますが脂肪だけで太るのではありません。
脂肪太りは栄養バランスが悪く、元気に飛び跳ねない様な小鳥が炭水化物の
消費しきれない時に起こります
(中性脂肪)
籠も可能な限り大きな物にし運動が出来るように心がけてやりましょう。

○餌を夏用、冬用と区別している物も有る。
小鳥は餌が変わると一時的にコンデションを狂わす。また餌を変えたからと言っても
体力が直ちに付くものでしょうか。
○ペレットを与えれば塩土は与える必要が無い。
ある獣医の指導ですが持つて生まれた機能まで否定するするのは?
人間にたとえれば柔らかい食べ物は噛まなくて良いと言うこと同じではないでしょうか。
○アワ玉に殻付きの穀物を少量配合された商品がある。
発情餌に使用するには問題ないが、小鳥を手乗りで育てる時の餌に使うと消化不良に
なり内臓疾患を起こす恐れがあります。 

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まとめとして
A 自然食である配合餌を主食にする。
B 餌の管理をこまめにする。
C 餌を購入するときは中身の配合が良いか悪いかを確認しする。
D ・・・入り・・・強化の表示に惑わされない。
E 塩土、ミネラル等の鉱物飼料、野菜は確実に与える。
F 飲み水は水道水の場合1日汲み置きした水を与える(塩素を無くする)
G 飲み水に電解カルシュウム、総合ビタミン等入れてやるのも良い。
最後にすべてのペットを飼われて居られる人に
人間の都合ばかり優先させない,また可愛いいばかりではいけません。ペットは自由に餌を
求める事が出来ません。全て飼われている人に命を託しているのです。
ペットを飼う基本を忘れずに!!

もし、どの様に対応すれば良いのか判らない、こんな事ぐらいは良いのでは、と思うとき
ペットを人間に置き換えて考えて見てください。答えは自然と出てきます。
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