私は趣味で大型セキセイを30数年飼育して来ました。
その時に得た知識と経験を生かし、小鳥専門店として店を開業しました。
(元日本国際大型セキセイ協会会員、全日本洋鳥クラブ会員)
1984年には日本国際大型セキセイ協会でベストブリーダー賞を受賞しました。
☆小鳥の良いエサを作るために☆
★薬品、ゴミの除去
穀物の中に検疫の為、薬品が混入されていますが、当店の穀物は特殊の設備で90%以上の
薬品と小さい雑草の種を取り除いています。(大きなゴミは取れません)
★穀物の劣化防止
穀物は貯蔵期間が長くなるにつれ脂肪酸度が高くなり、おいしさの源のデンプンや栄養分が
低下してしまいます。
水分15%、穀温15℃を超えると脂肪酸の増加とデンプンの分解進み、穀物には相対湿度に応じて
水分が平衡する性質がある。
長期保存には温度、湿度の管理が必要ですのでお米の保存用の低温庫を設置して温度、湿度の管理しています。
★害虫発生は
虫なども温度が15℃以上になると生育.繁殖が活発になります。
害虫のほとんどは13〜15℃が活動限界で、これ以下での温度では生育しません。
又常温の場合、生育を抑えられる湿度は30〜60%以下です
2012年に年間を通じて15℃以下で貯蔵が行える低温設備を導入し穀物の劣化防止が
出来る様に業界で始めての対応を取りました。
簡単な害虫発生防止方法
まず密封出来る缶を手に入れてください。
蓋の内部にホッカイロを貼り付ける
(出来る限り長時間タイプが良い。餌を別容器に移し変え時ホッカイロが硬くなっていたら交換してください)
配合餌を缶内に入れて蓋をしたら空気が入らないように幅広のビニールテープを
キチンと巻いて空気を遮断する。
短期間に使用する量を別容器に入れ使用する。
※ホッカイロは酸素を吸って発熱現象を起こしますので缶内に酸素が無くなれば発熱現象は止まりますので
熱で暖めるような事はありません。虫が発生した餌でも虫を完全に殺す事も出来ます。
小袋を使用している方は開封した餌は冷蔵庫の野菜室に入れて保管してください。(冷蔵庫内、冷凍室には絶対に入れないでください)
冷蔵庫内で保管 :低温乾燥します
冷凍庫で保管 :自然解凍の時に穀物の組織が壊れ美味しさが半減します。
★商品化
マニアのブリーダー期間に得たノウハウと経験をもとに、小鳥のため、
小鳥がどのような状態で有るべきかを基本にし、小鳥に合った
エサを作る事が必要と考え、小鳥を種類別に分け、商品化しました。
理想の小鳥のエサ作りは小鳥の種類、環境、管理によりエサの配合、
使用する飼料の種類も変ります。
現在自分で餌を配合されている方、また自分も挑戦されたい方の
ために、1kg、2kg、10kg詰めの単品商品も、用意しています。
しかし自分で作るのはと、思われる方で20kg以上購入して頂けるのならば、
当店で配合させて頂きます。
★品質の違い
低温貯蔵設備で管理して、穀物の鮮度を落とさない様にし
商品も、ラミネートの袋を使用して、脱酸素剤も必要ない完全真空パック包装なので
虫の発生する事も無く開封しないかぎり、長期間保存が出来ます。(日の当たらない所に保存)
低温貯蔵設備で管理していると穀物に水分を保つ事ができ穀物が乾燥して硬くならない為
消化が良く内臓に負担をかける事が少ないので小鳥の寿命を延ばす手助けが出来ます。
(穀物が乾燥するに従い穀物は硬くなり消化され難くなりますので内臓に負担が掛かり消化不良の原因となります)
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。